お知らせ&指導者のひとりごと
大人のレッスン

今日は大人の方がレッスンに来てくださいました。
子どもの頃習っていたピアノを復活したいということで通ってくださっています。
前回のレッスンから2週間。
新しい曲をきちんと譜読みして来てくださったおかげで、レッスンでは伝えたいことが山ほど!
まだ余裕で弾ける感じではないものの、ここまで2週間で弾けるようにするには、どれだけ練習したのか想像がつきます。
お子さまもいらして日々忙しい中で、どれだけピアノのために時間を作ってくれたか…
『いつ練習してるんですか?』
と尋ねてみると、
『ピアノが楽しくて、見ると弾いてるんです』
というお返事が返って来ました。
こんな嬉しい言葉はありません。
生活の一部に音楽が溶け込んでいるようです。
大人になってピアノを習う方の理由は様々です。
目的にもよりますが、『必ずこうしなければいけない』というものは一切抜きにして、音楽が生活に潤いを与える存在であり続けてほしいと思います。
そのために必要なのは上達が見えるようにすること。
やっぱり大人も子どもも『上手くなる』と嬉しいものです。
しかし、その上達を過剰に求めると、苦しくなります。
大人の場合、この苦しさを与える必要は全くありません。
それこそ人により、向上心やモチベーションが異なるので、指導内容や使う教材も人それぞれですが、その人の生活スタイルにあった音楽との関係を深めていくのが一番だと思います。
もちろん、レッスンに来ているということは、そこにも価値を見出せなければ私のいる意味がなくなってしまうので、毎回音楽を通して『見えないお土産』を持って帰っていただけるようにしています。
今日は『楽しくて、ピアノを見ると弾いている』という言葉が何よりも私にとって嬉しい言葉だったのでご紹介させていただきました♪
#たまプラーザ・新百合ヶ丘のピアノ教室
#街の小さなピアニスト