たまプラーザ・新百合ヶ丘のピアノ教室 | 街の小さなピアニスト

神奈川県川崎市『街の小さなピアニスト』は、たまプラーザ・新百合ヶ丘からバスで約15分の幼児から大人まで集まるアットホームなピアノ教室。ピアノ×ソルフェージュ×リトミックのレッスンで、楽しみながら知的に音楽を学び、ピアノで表現する喜びを共有します。
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2021 / 12 / 02  17:35

阪田さんのコンサートの感想

昨日、楽しみにしていた阪田さんのコンサート。

期待通りに素晴らしいコンサートでした。

 

第一部は、ご本人がこのプログラムを演奏することは今後ないだろうと言うほど、マニアックな曲でした。マニアックな曲だからこそ、阪田さんの魅力そのものがよく見えました。

どこまでも響く繊細なpp。

遠くの方で微かに聴こえるトレモロ。

手が何本もあるんじゃないかと思うような立体的な演奏。

どこまでも続く長ーい超絶技巧。

手がちぎれないのか!?(笑)

会場いっぱいに力強く響くf。

かと思えば、大きくはないけれど、心の奥の方で響くようななんとも言えない低音。

ペダリングの巧妙なテクニック。

とにかく素晴らしい!!

会場からは盛大な拍手とどよめきでいっぱいになりました。

 

1部の最後はヴァイオリンの成田さんと。

このヴァイオリンがまた素晴らしい音色で…

あんなにステキなヴァイオリンの音色は初めて聴きました。

ピアノとのコミュニケーションも絶妙でした。

ヴァイオリンの弦はガット弦という羊の腸から作られたもので、非常に珍しいそうです。

 

そして第2部はベートーヴェンの交響曲第2番。

第2部では、オリジナルの曲を連想しながら、ピアノで弾くとどうなるのかという視点で聴くことができました。

頭の中にはオーケストラの原曲が響きながらも、阪田さんのピアノがしっかり聴こえる感じでとても楽しめました。

編曲の素晴らしさというよりも、ベートーヴェンの素晴らしさを再確認できた気がします。

リストもベートーヴェンをさぞかし尊敬していたんだろうな…ベートーヴェンの音楽を自分流にではなく、あくまでベートーヴェンのまま編曲されているような感じでした。

ベートーヴェンのピアノソナタや、モーツァルトのフィガロの結婚を思わせるような箇所もあり、本当に楽しめたプログラムでした。

 

客席も満員。

コロナの第6波が心配ですが、せっかく戻りつつある音楽家たちの活動がこのまま順調に良い方へと向かいますように…。

2022.06.30 Thursday