お知らせ&指導者のひとりごと
ご挨拶できています!
先日、こちらでご挨拶について取り上げさせていただきました。
あれから、私自身もどのようにしたら全員が挨拶できるようになるのか考えてみました。また、保護者の方が一緒に考えてくださったおかげで、私から何も言わなくても挨拶してくれる生徒さんもたくさんいました。
挨拶するのが難しい子は、『挨拶するタイミング』が分からない(←私が、今日も寒いね〜とか世間話をしてしまうため)のかも…と思い、挨拶のタイミングを教えたところ、問題なく挨拶できるようになりました。
恥ずかしくて、なかなか言えない子も、小さな声ではありますが挨拶してくれるようになりました。
すぐにできる子、そうでない子がいますが、それぞれの子が昨日より良くなっていればそれでいいのです!
挨拶によってレッスンの内容が変わることはありません。
…が私も人間です。
やっぱり気持ちのいい挨拶をされると、気分良くレッスンを始められ、終わる時には『来てくれてありがとう』という感謝の気持ちが湧いてきます。
そうすると、レッスンの内容は変わらないにしても、結局生徒さん自身に返っていくんだなと思いました。
きっと挨拶ができた時の方が、生徒さん自身が気持ちよくレッスン室を後にできるんだと思います。
挨拶は、最終的には自分のためにしているのかもしれません。
さて、挨拶がよくできる生徒さんの保護者さまにどのようにしてきたのか尋ねたところ、幼い頃から挨拶・感謝・謝罪の大切さとそのタイミングが遅くなれば価値が下がってしまう、という話を常にしてきたそうです。
『価値が下がってしまう』ということまで教えていらっしゃるのは素晴らしいと思いました。
幼いとからそう言われていたので、その子は価値が下がる前にちゃんと挨拶できるのだと思います。
我が家の子どもたちはどうしていたかな?と振り返ってみると、よく挨拶の練習やシュミレーションをしていました。
当時は練習しなきゃ挨拶もできないのか…情けないなぁと内心思っていましたが、このおかげでタイミングを逃さず挨拶ができていたのかなと思います。
どのようにしたらできるようになるのか、お子さまによって方法は異なります。
でも『挨拶しなさい』というだけではなく、どうしたらできるようになるのかその方法を大人が一緒に考えることは大切だと思います。
そして、どれが正解ということもないのですが、いろいろな方の話を聞くことは自分には思いつかなかった方法を知るチャンスかもしれません。
今回の件に関して、各ご家庭で考えてくださったことに感謝します。
お子さまたち、みんな頑張ってますよ!