お知らせ&指導者のひとりごと
レッスンは眠い⁈
今朝のレッスンで、突然『眠い』と言い出した生徒さん。
子どもの素直な今起きている状況を素直に言った結果です。
眠いと思うことは誰にだってあります。
生きている以上、自然現象でしょう(笑)
だからそれを否定することはできません。
『でも、◯◯ちゃんが、お友達にお勉強を一生懸命教えている時に、眠いって言われたらどう?
レッスン中に先生が眠いって言いながらダラダラレッスンしてたらどう?
だから眠くてもレッスン中は眠いって言っちゃダメ!!』
こんな話をしました。
では…本当にこれは生徒さんだけがいけないのか。
決してそうではないと思います。
レッスン中眠くなる原因は次のことが考えられます。
・レッスンがつまらない
・寝不足などによる体調管理
・頭をフル回転させていない状態
私は生徒さんの状況をこの3つから判断します。
ただダメと注意して終わることはありません。
寝不足が続くようであれば、保護者の方にもご相談します。
頭をフル回転させていない場合は、どうしたら頭をフル回転にして弾くことができるか、練習法などを見直します。
(頭を回転させないと弾けない練習法を考えます)
年齢に対して、ピアノの椅子に座っている時間が長すぎないか、内容が難しすぎないか、簡単すぎないか、どんなアプローチをしたら夢中になって取り組めるのか…
私の頭の中は、常にこんなことを考えながらレッスンプランを立てているのです。
もちろん、年齢や状況に応じて、注意することもあります。その場合は『なぜダメなのか』ということを一緒に話したり、考えさせるようにしています。
小さなことですが、自分のやり方に問題がないのか見直し、相手に変わってほしいと思った時にどうしたら変わってもらえるのか考える…
レッスンに限らず、人と人のコミュニケーションに全てにおいて大切なことだと感じています。