お知らせ&指導者のひとりごと
2022 / 02 / 21 07:40
今日はツェルニーのお誕生日!
『ツェルニー』と聞いて、ピアノを習っていた人なら誰もが思い出す作曲家ではないでしょうか。
そして嫌な思い出として残っている方も多いはず。
ツェルニーは、ピアノのテクニック習得のための練習曲をたくさん残していて、やってもやっても終わらない…というその練習曲の数が膨大すぎること、いかにも練習曲っぽい…といった理由で嫌われがちです。
私も昔はそうでした(笑)
ツェルニーはベートーヴェンの弟子で、演奏家というよりは教育者として力を発揮した人です。
昔は『練習曲っぽい』と思っていましたが、今はどの作品も奥が深いと感じています。
そして強弱記号の付け方など、ベートーヴェンのソナタを弾くために考えられていると想像できます。
私が子供のころ、音とリズムが合っていればとりあえずマルみたいな感じだったので、今思うととっても浅い学び方でツェルニーの教本を使っていたな…と思います。
だからツェルニーが面白くなかった…
しかし、ツェルニーは偉大です!
自分の生徒さんに、『ツェルニーはつまらない』と思わせてしまったら、私の指導力不足。
そうならないように、日々ツェルニーを弾き続けています!