お知らせ&指導者のひとりごと
2022 / 06 / 10 22:43
歌うことは大切!
楽器の多くは演奏者が音程をつくっていくものです。
でもピアノは調律によって『完成された』楽器です。
ピアニストが演奏しながら音程を調整することはないのです。
これがピアノの落とし穴。
音感を身に付けるためにはピアノをいっぱい弾くことよりも、自らの声でいっぱい歌うこと。
音程を操作しないピアノですが、音感はピアノの上達に大きく関わります。
どんな楽器であれ、頭の中で、身体の中で、次に出す音が鳴っている状態にしなければいけません。
その能力を付けるためには、自らの声でたくさん歌うことが大切なのです。
用語を覚える等は別として、音楽の要素はほとんど歌をうたうことで学べます。
『音』から『ことば』が生まれました。
そしてそれらを記録するために『文字』が生まれました。
音楽も『音の集合体』から『音名』かわ付けられ、記録するために『楽譜』が生まれたのです。
音楽の学びは『音』から入るべきです。
どんな楽器であれ、歌うことでたくさんの学びを得ることができるのです。
さあ、今日もレッスンでたくさん歌いましょっ!!
そしてご家庭でも、言葉と同じように生活の中で歌が溢れていると素晴らしいですね!